◇整理整頓

何年か前に聞いた講演会での話

「要領の悪い人の特徴」

物事がうまくすすまない。

失敗やミスばかりで調子が上がらない。

 

こういった人たちは、

無駄に使っている時間が多いという話しだった。

 

無駄のほとんどが

何かを「探す」動作であるという。

 

うまくいってない人ほど、

〇〇はどこいった?△△は?あの□□は?

どこだ、どこだ?

周りの人にまで迷惑をかけることも。

 

こんなふうに、「探す」という動作から始まり、

かなりの時間の後、やっと本来の目的の動作になる状態。

うまくいっていない人には

こういった共通の特徴があるという話であった

 

この講演の後、塾仲間である他の教室の先生とともに、

通塾生の保護者に「お子さんの部屋の様子」を何回かに分けアンケートした。

 

驚くほど当然の結果だった。

自分で部屋の整理ができているお子さんの割合は、

成績とほぼ比例し、

成績上位のお子さんほど高かった。

また成績が上がっているお子さんは、

少しずつ整理ができるようになっていた。

 

部屋が、机の上が片付いていれば、

〇〇は?□□は?・・・

無駄な動作は起こり得ない。

だから本当の勉強時間が確保でき、

より充実した勉強ができるようになる。

 

夏休み中、

やらないといけないとわかっているが、

なかなかやる気がでないときは、

部屋の片付けをオススメしたい。

もちろん、お母さんではなく、やるのはお子さんご本人だ!