何年か前に聞いた講演会での話
「要領の悪い人の特徴」
物事がうまくすすまない。
失敗やミスばかりで調子が上がらない。
こういった人たちは、
無駄に使っている時間が多いという話しだった。
無駄のほとんどが
何かを「探す」動作であるという。
うまくいってない人ほど、
〇〇はどこいった?△△は?あの□□は?
どこだ、どこだ?
周りの人にまで迷惑をかけることも。
こんなふうに、「探す」という動作から始まり、
かなりの時間の後、やっと本来の目的の動作になる状態。
うまくいっていない人には
こういった共通の特徴があるという話であった。
この講演の後、塾仲間である他の教室の先生とともに、
通塾生の保護者に「お子さんの部屋の様子」を何回かに分けアンケートした。
驚くほど当然の結果だった。
自分で部屋の整理ができているお子さんの割合は、
成績とほぼ比例し、
成績上位のお子さんほど高かった。
また成績が上がっているお子さんは、
少しずつ整理ができるようになっていた。
部屋が、机の上が片付いていれば、
〇〇は?□□は?・・・
無駄な動作は起こり得ない。
だから本当の勉強時間が確保でき、
より充実した勉強ができるようになる。
夏休み中、
やらないといけないとわかっているが、
なかなかやる気がでないときは、
部屋の片付けをオススメしたい。
もちろん、お母さんではなく、やるのはお子さんご本人だ!