ついこの前に年が明けたと思ったのに、
もう1月の最後の日です。
今日1月31日の夜は皆既月食が見られる日です。
今日のココの授業が終わり、私たち講師が帰宅するときにも、
綺麗なオレンジ色の月が見えました。
皆既月食は、太陽-地球-月と一直線上に並ぶときに起こる現象です。
日本で観測できるのは約3年ぶりだそうです。
月は約1か月で地球の周りを1周しています。
なのに、なぜ月食は1か月に1度起きないのか?
そもそも何で月が欠けるのか?
そういう疑問を持ったり、考えたりすることは
勉強ができるようになるには必要なことです。
お子さんに積極的に問いかけてください。
勉強をしていると、その時点でできない問題もでてきます。
今の力ではまったく歯が立たない問題もあれば、
あともう少しでできるようになる問題もあります。
そんな時は、誰かに頼らざるを得ませんが、
自分の力でやってみることも大事なことです。
たとえ、できなくても・・・・・
自分の力よりも少し上の問題をやってみる。
できるようならそれはそれで自信につながる。
できなくてもいい。
できなくても問題をやったということが、
ほんの少し今の自分を引き上げてくれる。学力も、気持ちも。
すると次に同じような問題を繰り返すとき
最初とは見えてくる世界が異なるはずだ。
『あれ、この前とはちょっと違うぞ。』とか、
『もしかしたら、できるかも』とか。
こういったことを繰り返すことで、
できなかった問題ができるようになるのだ。
中3の総合テストや入試は、
覚えたことや教えられた知識だけでは通用しません。
それまでは、聞いたり覚えたりした中にそのまま正解があったのに、
一生懸命考えないと正解が出てこなくなります。
つまり、正解を出すためのストライクゾーンが広がり、
覚えた知識を活用する知恵が必要になるということです。
そのときになって慌てる前に、
今から、ココから『考えること』
たとえできなくても、できるとこまで『考えること』
中2生、中1生の皆さん、やっておきましょう!
とはいえ、知識はしっかりとつけておかないと意味はないですよ。